「タイミーって時給いくらくらい?」——登録前に気になる方に向けて、タイミーが公表している公式の市場レポートと厚生労働省の最低賃金をもとに、2026年時点の時給の水準を整理しました。結論は、三大都市圏の平均時給は1,235円(2026年5〜7月期)で、1年前より約5%上がっています。
※ この記事は、タイミー スポットワーク研究所「スポットワーク市場・クォータリーレポート」、厚生労働省の最低賃金の資料、タイミー公式ヘルプを2026年9月に確認して作成しています。
タイミーの平均時給【公式レポート】
タイミーのスポットワーク研究所は、タイミーの募集・稼働データを集計した「スポットワーク市場・クォータリーレポート」を3か月ごとに公表しています。直近3回の三大都市圏の平均時給は次のとおりです。
| 対象期間 | 三大都市圏の平均時給 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 2025年11月〜2026年1月 | 1,230円 | +4.6% |
| 2026年2月〜4月 | 1,233円 | +4.9% |
| 2026年5月〜7月 | 1,235円 | +4.8% |
出典:スポットワーク研究所「スポットワーク市場・クォータリーレポート」各期(最新の2026年5-7月期は2026年9月10日公表)
レポートでは、最低賃金の引き上げや人手不足を背景に、前年比+4%台後半の伸びが続いていると説明されています。
時給の伸びが目立った職種(2026年5〜7月期・全国)
| 職種 | 平均時給 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 外勤事務の職業 | 1,605円 | +23.9% |
| 生活衛生サービスの職業 | 1,429円 | +7.9% |
| 農業の職業 | 1,132円 | +6.2% |
公開ページで紹介されているのは伸びが目立った職種のみです。職種別の詳しい数値は、レポートの全文(ダウンロード版)に掲載されています。
働く人の平均的な使い方
同じレポートによると、2026年5〜7月期の稼働者の月あたり収入は3.0万円、月あたり利用回数は5.11回でした。単純に割ると、1回あたりの収入は約5,900円になります(テドリメ編集部の計算)。
時給の「底」は最低賃金
タイミーの仕事も雇用契約なので、時給は働く場所の都道府県の最低賃金を下回れません。最低賃金は毎年10月ごろに改定されます。
| 都道府県 | 2025年度 | 2026年度(答申) |
|---|---|---|
| 東京都 | 1,226円 | 1,280円(+54円) 10月1日から |
| 大阪府 | 1,177円 | 1,231円(+54円) 10月1日から |
| 愛知県 | 1,140円 | 1,195円(+55円) 10月1日から |
| 全国加重平均 | 1,121円 | 1,177円(目安は1,176円) |
出典:厚生労働省「令和7年度 地域別最低賃金 全国一覧」「令和8年度地域別最低賃金額改定の目安について」、各都道府県労働局の答申。答申額は異議申出の手続を経て正式に決定されます。発効日は都道府県ごとに異なり(2026年10月1日〜12月2日)、発効日の前日までは2025年度の額が適用されます。全47都道府県は最低賃金と実質時給の一覧にまとめています。
東京の2026年度の答申額(1,280円)は、三大都市圏の平均時給(1,235円)を上回ります。つまり、最低賃金が上がる地域では、今の平均よりも時給の底のほうが高くなります。
時給を上げる方法(公式の仕組み)
① 深夜の割増
22時〜翌5時の勤務は、時給の25%が割増されます(タイミー公式ヘルプ「割増賃金の計算方法について」)。時給1,200円なら、深夜の時間帯は1,500円相当です。定額の交通費がある場合は、交通費も割増の計算の基礎に含まれます。詳しくはタイミーの深夜割増で解説しています。
② バッジ
特定の業務で良い働きをしたと企業が認めると、「バッジ」がもらえます。公式ヘルプによると、バッジを持っていると、関連する業務の募集が届きやすくなります。バッジを持つ人向けの「バッジ限定 お仕事リクエスト」もあり、通知は初期設定でオフなので、受け取りたい場合は設定でオンにします。
③ 同じ店舗で働く
店舗のグループに登録されると、その店舗からの「お仕事リクエスト」が届くようになります(公式ヘルプ「お仕事リクエストについて」)。
時給だけで選ばない:実質時給で比べる
表示の時給が高くても、交通費や移動時間がかかると手取りの時給は下がります。
実質時給 =(時給 × 勤務時間 + 交通費の支給額 − 実際の往復運賃)÷(勤務時間 + 往復の移動時間)
たとえば、平均の1,235円で4時間働いても、交通費の支給がなく往復運賃800円・往復60分かかると、実質時給は828円です(テドリメ編集部の計算)。計算の考え方はタイミーの実質時給の計算方法で、交通費の仕組みはタイミーの交通費で解説しています。
よくある質問
Q. タイミーの時給は交渉できますか?
A. 時給は企業が求人ごとに設定しています。申し込む前に、募集内容の時給と交通費を確認してください。
Q. 最低賃金が上がると、タイミーの時給も上がりますか?
A. 最低賃金を下回る時給は設定できないため、最低賃金付近の求人は、改定の発効日以降に時給が上がります。発効日は都道府県ごとに異なります。
Q. 時給が上がると扶養に影響しますか?
A. 同じ時間働いても年収が増えるため、扶養の基準に早く近づきます。2026年10月の最低賃金の改定後は、特に年末の働き方に注意が必要です。目安と管理のしかたはスポットワークの扶養内管理を参考にしてください。
まとめ
- タイミーの三大都市圏の平均時給は1,235円(2026年5〜7月期、前年同期比+4.8%)
- 稼働者の月あたり収入は3.0万円、利用回数は5.11回
- 時給の底は最低賃金。2026年度は東京1,280円・大阪1,231円・愛知1,195円が答申されている
- 深夜の25%割増、バッジ、店舗からのリクエストが、時給の高い仕事につながる公式の仕組み
- 最後は、交通費と移動時間を含めた実質時給で比べる
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最終更新:2026年9月|参考:スポットワーク研究所「スポットワーク市場・クォータリーレポート」(2025年11月-2026年1月期・2026年2-4月期・2026年5-7月期)、厚生労働省 地域別最低賃金、タイミー公式ヘルプ「割増賃金の計算方法について」「バッジについて」「お仕事リクエストについて」(いずれも2026年9月確認)|計算:テドリメ編集部
テドリメ編集部
スポットワーク(タイミー・シェアフル・スポットバイトル等)の公式情報・利用規約・制度を継続的に調査し、ワーカー目線で整理している編集チームです。実質時給の計算ツールを自社開発。本記事は公式情報・公的機関の資料・利用者の声をもとに編集部が作成し、制度改正に応じて更新しています。運営・編集方針について


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