タイミーとシェアフルの掛け持ちは大丈夫?
結論から言うと、タイミー・シェアフル・スポットバイトルなど複数のスポットワークアプリの掛け持ちはまったく問題ありません。規約違反でもなければ、申告すべき相手もいません。むしろ案件の選択肢が増えて稼ぎやすくなるため、慣れてきたワーカーの多くが複数アプリを併用しています。
ただし、注意すべき点が3つあります。税金・扶養は「アプリごと」ではなく「全アプリ合算」で判定されること、そしてタイミーの同一企業の申し込み制限は、他のアプリの分を数えないことです。この記事では、掛け持ちのメリットと、合算管理の具体的なコツを解説します。
タイミー×シェアフル掛け持ちで稼ぎやすくなる3つの理由
① 案件数が単純に増える
アプリごとに掲載される案件は異なります。タイミーにはないけどシェアフルにはある、という案件は珍しくありません。選べる案件が増えれば、それだけ好条件を引ける確率が上がります。
② 時間帯・エリアのカバー範囲が広がる
アプリによって、得意な時間帯やエリアが違います。
- タイミー・シェアフル:どちらも求人の数や職種は地域・時期によって違うので、自分の地域で両方の求人を見比べるのが確実
- スポットバイトル:Good Jobボーナス(評価に応じて最大10%)が独自の強み
- キャストポータル:イベント・キャンペーン系が豊富
タイミーで空きだった時間帯が、シェアフルなら埋まることはよくあります。スポットバイトルのボーナス制度についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
③ 実質時給で比較できる
同じ「時給1,500円」でも、交通費や移動時間が違えば手取りは変わります。複数アプリの案件を並べて実質時給で比べれば、本当に得な案件が見えてきます。
例:時給1,500円・5時間勤務でも、交通費が往復1,000円・移動が片道40分かかると、実質時給は約1,026円まで下がります((1,500円×5時間−1,000円)÷(5時間+往復80分))。
実質時給の計算方法は、こちらの記事でくわしく解説しています。

掛け持ちの注意点①:税金は「全アプリ合算」で判定される
本業がある人は、副業の給与収入が年間20万円を超えると確定申告が必要です。このとき、タイミー・シェアフル・スポットバイトルの収入はすべて合算して判定されます。
タイミー5万円+シェアフル10万円+スポットバイトル8万円=合計23万円→確定申告が必要。「アプリごとに20万円まで」ではありません。
掛け持ちで稼ぎが増えるほど、このラインを超えやすくなります。「自分は申告が必要か?」はこちらの記事で確認できます。

掛け持ちの注意点②:扶養内の人は年収の壁も合算
扶養内で働いている人は、全アプリの収入を合算して年収の壁(123万円・130万円など)を超えないよう注意が必要です。アプリが分散していると、トータルの把握が難しくなります。
自分にどの壁が関係するかは、立場と年収を入れるだけで判定できる無料ツールを用意しました。
年収の壁の解説記事はこちら:

掛け持ちの注意点③:同じ企業での「28万円」の申し込み制限
タイミー公式ヘルプによると、タイミーには同じ企業で働く金額についての申し込み制限があります。
- 年間:同じ企業での年間報酬(前年12月1日〜当年11月30日、基本給+割増賃金)が28万円未満になる募集にだけ申し込める。雇用する企業が、給与支払報告書を提出する必要がある「年間30万円超」を避けるため
- 労働時間:同じ企業での直近60日の労働時間が155時間未満になる募集にだけ申し込める。社会保険の加入要件を超えないようにするため。2026年9月30日までは「月の報酬(基本給+交通費)78,000円未満」だった(詳細)
「同じ企業」には、その企業に属するすべての店舗・事業所が含まれます。企業名は労働条件通知書や「これまでの仕事」で確認できます。
ポイント:この制限は、タイミーでの勤務分だけで判定されます(公式ヘルプに「他のスキマバイトサービス利用分については対象となりません」と明記)。同じ企業の案件を別のアプリでも受けている場合、タイミーの制限には表れないので、自分で企業ごとの合計を把握しておく必要があります。
ほかのアプリにも「同じ企業」の制限がある
掛け持ちするなら、アプリごとに「同じ企業でどこまで働けるか」の決まりが違う点も知っておくと便利です。各社の公式ヘルプで確認した内容を並べました。
| アプリ | 同じ企業・事業所での主な制限 |
|---|---|
| タイミー | 直近60日の労働時間155時間未満/年の報酬28万円未満(一部企業はマイナンバー提供で解除可) |
| シェアフル | 1か月17日以上・2か月160時間超は不可(社会保険の加入対象を避けるため)。一部の企業は月8.8万円・年28万円などでも制限 |
| スポットバイトル | 週18時間未満(雇用保険の加入を避けるため)・月の給与78,000円未満(交通費を除く) |
| LINEスキマニ | 週20時間以上・月15回を超える勤務は不可。年間給与30万円超が見込まれると制限されることがある |
各社の公式ヘルプを2026年9〜10月に確認。出典と最新の条件はスポットワークアプリ条件一覧にまとめています。
タイミーは、これらの制限がほかのスキマバイトサービスで働いた分を含まないと明記しています。たとえば同じ企業にタイミーとシェアフルの両方から入っている場合、それぞれのアプリは自分の分しか数えていません。同じ企業での合計を把握できるのは自分だけなので、掛け持ちでよく入る企業がある人は、企業ごとに記録をつけておくと安心です。
掛け持ちの注意点④:ダブルブッキングとペナルティ
複数アプリで案件を受けると、うっかりダブルブッキングしてしまうリスクがあります。応募したらすぐにカレンダーに入れる習慣をつけましょう。
特にタイミーはキャンセルのタイミングによってペナルティポイントが付き、累積すると申し込み制限がかかります。24時間前を切ったキャンセルは4pt以上と重いため、掛け持ち勢ほどスケジュール管理が重要です。詳しくはタイミーのペナルティポイント完全ガイドをご覧ください。
タイミー×シェアフルの収入管理を楽にするコツ
掛け持ちで一番面倒なのが、「今月トータルでいくら稼いだか」の把握です。アプリごとに報酬画面を開いて足し算するのは手間がかかります。
テドリメのマルチアプリ収入ダッシュボードを使えば、タイミー・シェアフル・キャストポータル・スポットバイトルの収入を1画面でまとめて管理できます。
テドリメでできること:
- アプリごとの月間収入を入力 → 合計を自動計算
- 扶養の壁までの残り額をリングゲージで可視化
- 企業別の累計額を管理(28万円カウンターで上限を可視化)
- 確定申告かんたん判定:3つの質問で申告が必要かチェック
- 案件ごとの実質時給を比較して、本当に得な案件を判別
よくある疑問
Q. タイミーとシェアフルの掛け持ちはバレますか?
掛け持ち自体は何の問題もないので「バレる・バレない」を気にする必要はありません。注意すべきは本業の会社に副業全体がバレるケースで、これは住民税の通知が原因になることが多いです。詳しくは副業バレ防止策の記事をご覧ください。
Q. 同じ日にタイミーとシェアフルの案件を入れてもいい?
時間が重ならなければ問題ありません。たとえば午前はシェアフルの事務、午後はタイミーの飲食、という働き方は普通にできます。ただし移動時間に余裕を持たせないと遅刻→ペナルティのリスクがあります。
Q. 掛け持ちすると確定申告は2回必要?
1回でまとめます。全アプリの収入を合算して、1つの確定申告書で申告します。
まとめ
- タイミー×シェアフルなどの掛け持ちは問題なし、むしろ基本戦略
- 案件数・時間帯・エリアのカバー範囲が広がり、実質時給で選べる
- 税金・扶養は全アプリ合算で判定。タイミーの同一企業の制限(年28万円未満・直近60日で155時間未満)はタイミー分だけで判定される
- ダブルブッキングとキャンセルペナルティに注意
- 収入管理はアプリ横断で一元管理するのがコツ
掛け持ちで稼ぎの幅を広げつつ、管理はスマートに。まずはテドリメで、自分の収入の全体像を把握するところから始めてみてください。
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最終更新:2026年10月(同一企業の申し込み制限の説明と計算例を公式ヘルプに合わせて修正)|参考:タイミー公式ヘルプ「お仕事の申し込み制限について」「ペナルティについて」(2026年9月確認)
テドリメ編集部
スポットワーク(タイミー・シェアフル・スポットバイトル等)の公式情報・利用規約・制度を継続的に調査し、ワーカー目線で整理している編集チームです。実質時給の計算ツールを自社開発。本記事は公式情報・公的機関の資料・利用者の声をもとに編集部が作成し、制度改正に応じて更新しています。運営・編集方針について


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